「ナイト・ドクター」、視聴率好調の追い風になったのはあの騒動?

アサジョ

「ナイト・ドクター」、視聴率好調の追い風になったのはあの騒動?

 女優・波瑠が主演を務める月9ドラマ「ナイト・ドクター」(フジテレビ系)の第7話が8月16日に放送され、世帯平均視聴率11.1%と7話連続2ケタ視聴率をキープした。中でもホームレスの受け入れ拒否を巡る問題には、大きな注目が集まっている。

「このドラマは、夜間緊急専門の医師にスポットを当てたオリジナル作品。第7話では、ホームレス男性の濱辺(神尾佑)が、いくつもの病院の受け入れ拒否をされたらい回しに遭い、あさひ海浜病院に受け入れが決まる。この人物は、第1話で階段から転落したホームレス。死への欲求が強く、10年前に家族を失った背景を持っていることが明らかになります」(テレビ誌ライター)

 そんな濱辺に対して、ほかの患者と同じように助けようとする美月(波瑠)。目を覚ました濱辺は、「生きているだけで煙たがられてしまう」と告白。そんな濱辺に対して「世間があなたをどう思うかはわかりません。でもどうか、堂々と生きてください。私は必ず何度でもあなたを受け入れます。それが救急医である私の仕事ですから」と告げる美月に、ネット民も大興奮。「どんな人であろうが命は平等だよ。すごいタイムリーだったね」「今日のナイトドクター、グサグサ刺さるなぁ」さらには「ホームレスでも生きる権利がある。聞いているか、DaiGo」など、熱いコメントが寄せられた。

「メンタリストDaiGoは、8月7日のYouTube配信で『ホームレスの命はどうでもいい』『僕は生活保護の人たちにお金を払うために税金を納めているんじゃない』と発言。ネット上で大きな批判を集め、12日深夜に釈明するも非難の声は止まらず、14日には生活困窮者を支援する4団体が抗議声明を発表。出演していた天然水CMの放送が自粛され、『メンタリストDaiGo監修』をうたっていたマッチングアプリ『with』の公式サイトからも17日までにDaiGoに関する記載は消えています」(芸能ライター)

 あまりにもタイムリーだった月9ドラマ「ナイト・ドクター」の第7話。さらなる注目を集めて、全話2ケタ視聴率もいよいよ視界に入ってきた。

(窪田史朗)

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