女優・釈由美子が教えるアウトドア!初めての「山歩き」入門ガイド

日刊大衆

釈由美子
釈由美子

 人気女優・釈由美子さん(43)は、山をこよなく愛する女性だ。彼女をガイド役に迎え、まずは日帰りから始める、“山歩き”のハウツーをお届けしたい。

 女優として、一児の母として、多忙な日々を送る釈さん。実は彼女、富士山、奥穂高岳など、3000メートル峰に登る本格派で、山小屋に泊まり、複数の峰を縦走することもあるという。

「私にとって山は、達成感や大自然の中で“チャージ”している感覚を得られる大切な場所です。撮影中にたまたま1日オフがあったら、わざわざ登りに行くこともあるんです」(釈さん)

 山には、人気女優をここまでひきつける吸引力がある。そこには、日常では味わえない極上の体験が待っているからだ。

 ただし、そこには常にリスクが潜んでいるという側面も。初心者や、「若い頃には登ったことがあるけど……」というご仁の無理は禁物である。

「昔、山に登られていた方が久しぶりに2000メートル峰に挑まれて、ケガをなさった……といった話は、よく聞きます」(前同)

 釈さんは、本格的な登山への第一歩として、“日帰りでの山歩き”からスタートすることを勧める。

「首都圏なら高尾山、金時山、御岳山など、日帰り圏内に初心者でも登りやすい山はいろいろあります。私もときどき登りますが、初心者の方やブランクが長い方は、体力と相談しながら低山にまずトライしてみるのがいいと思います」(同)

 まずは、自然の中を歩く気持ちよさを再確認してみよう。登頂を目指さなくてもいい。一方で彼女は、こうもつけ加える。

「ただ、低山であっても、経験の浅い方が一人で登るのはNGです」

『週刊大衆』は、国内外で活躍する山岳写真家で、信州登山案内人でもある杉村航氏にも話を聞いた。

「釈さんのおっしゃる通りです。もし、身近に経験者がいない場合は、高低差が少ないハイキングコースを歩くことから始めてみるのも一つの方法です。それなら観光に近い世界なので、家族や友達を山歩き仲間に引き入れやすく、一緒に経験が積めるからです」

■初心者にオススメなのは山麓の宿への前泊プラン

 アウトドア情報サイト『ブラボーマウンテン』で情報発信活動をする杉村氏は、別の提案もする。

「また、低山でなくても、ある程度の標高までゴンドラやロープウェイで上れて、その先に歩くコースがあるような所もいいと思います。夏でも、紅葉シーズンでも、標高が高い所でしか見られないプライスレスな美しい眺望がありますから」(前同)

『週刊大衆』で紹介しているのは、大都市圏からアクセスしやすい初心者にオススメの山だ。いずれも標高が低いか、索道(リフト・ゴンドラ・ロープウェイ)やケーブルカーなどがある場所を厳選している。

 これらは、朝イチ出発なら、大都市圏から十分に日帰りが可能だが、「それも、しんどそうだ」という人には、山麓の宿への前泊プランを提案したい。

「私は前泊するパターンが多いですね。いつもお世話になっている宿に行くと、家に帰って来たような気分になります」(釈さん)

 たとえば、土曜に家を出て、その日は宿でのんびりし、おいしいものを食べて寝る。そして、日曜の早朝から山を歩き、午後には下山して、温泉につかって帰る……という流れだ。

「山麓での食事や温泉はもちろん、行き帰りの立ち寄りスポットやお土産など、いろいろと事前に計画することは楽しいと思います」(アウトドア雑誌編集者)

 8月23日発売の『週刊大衆』9月6日号では、初心者向けの装備や今さら聞けない山歩きのキホンをわかりやすく紹介。たまりがちなストレスを山歩きで発散しては?

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