二刀流・大谷翔平が狙う「MLBでも過去わずか4人だけ達成」の大記録 (2/2ページ)

日刊大衆

残り試合とこれまでのペースを考えると、打点と投球回は、ちょうど前後する数字です」(前同)

■MLBでも「過去わずか4人」の記録が達成できる?

 今季、手の届きそうな記録はもちろん、まだある。それが、メジャーでも過去に30人にしか達成していない50本塁打の大台だ。

「向こうでは“50本塁打クラブ”という言い方もされるように、50本塁打は超一流の証として浸透している。日本では27年にルースが記録した60本を期待する声もあるかと思いますが、50本でも十分に偉業なんですよ」(同)

 もちろん、サミー・ソーサやマーク・マグワイアなど、“ルース超え”を果たした選手は過去にもいる。

 だが、選手間にステロイドが蔓延した90年代から00年代は、いわばメジャーの“黒歴史”。本国ファンの間でも真の評価を得られていない。

「それらが一掃された2010年以降では、17年に当時マーリンズのスタントン(31)ら、わずか5人が記録しただけ。しかも今季は、新たに導入された低反発球の影響で、フルシーズンだった2年前と比較しても、本塁打はリーグ全体で10%以上減ってます。その中での達成ですから、なおさら価値がありますよ」(同)

 また、仮に50本をクリアした場合に、ほぼ同時に達成する可能性が高い偉業が、50本塁打&20盗塁だ。MLBでも過去わずか4人。

「二度とないかもしれないぐらいの大偉業」だと、福島氏もこう断言する。

「歴代達成者も、1955年のウィリー・メイズ、96年のブレイディ・アンダーソン、98年のケン・グリフィーJr.、そして2007年のA・ロッドとレジェンドばかり。そこに二刀流の彼が名を連ねれば、これはもう本当にすごいことです」

 8月30日発売の『週刊大衆』9月13日号では、大谷がこれまでに更新したメジャーの記録も掲載。『週刊大衆』を読んで、これからもまだまだ続く「ショウタイム」に備えよう。

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