アニソンの祭典『アニサマ』強行開催! アニメファンからも苦言「本当に開催すべき?」

まいじつ

アニソンの祭典『アニサマ』強行開催! アニメファンからも苦言「本当に開催すべき?」

新型コロナウイルスの収束はいまだ目途が立っておらず、リアルイベントの開催には慎重な判断が求められている状況。そんな中、8月27日から世界最大のアニソンイベント『Animelo Summer Live』(以下、アニサマ)が開催され、ネット上で大きな議論を呼んでいる。

「アニサマ」は8月27日から3日間にわたって開催される予定。行政・会場の方針に従い、1日に動員できる人数は5000人となっており、総動員数は1万5000人となる見込みだ。会場のある埼玉県は現在、緊急事態宣言が発令されているが、徹底した感染対策のもとイベントが幕を開けた。

しかし開催直前、出演予定だった『WANDS』のボーカル・上原大史がコロナに感染したことが発覚し、出演を見合わせることに。関係者に濃厚接触者がいるのではないかという声もあったが、運営は《リハーサル等はアーティストサイドで独自に行っておりましたため、アニサマ出演者、及び関係者に濃厚接触者はおりません》と否定している。

なお、リハーサル等はアーティストサイドで独自に行っておりましたため、アニサマ出演者、及び関係者に濃厚接触者はおりません。https://t.co/kPI19yOhmQ#anisama https://t.co/3pM5EJOcqh

— Animelo Summer Live (@anisama) August 26, 2021

現在の情勢で開催に踏みきったことについて、不安を感じている人も多い。ネット上では《アニサマ関係者でもボロボロコロナ出てるんじゃないの。本当に開催するべき?》《コロナの感染状況悪化してるのに開催してるのもよくわからん》《コロナ禍でアニサマやるの今知って驚愕。当たり前に中止になったと思ってた。開催するのもやばいし行く奴もやばい》《アニサマとかなんで開催できるのか。9月がまた地獄になる。今我慢しなければいけないのに》といった意見が飛び交っている。

本当に安全? 声優業界でコロナ蔓延の疑いも

その他の不安要素として、声優界隈でコロナが流行している点も無視できない。たとえば8月21日には、日高里菜がPCR検査で陽性判定を受けたことが発覚。他にも三木眞一郎や吉野裕行など、人気声優たちが立て続けにコロナ感染を報告していた。

さらに1週間前には、人気ゲーム『アイドルマスター SideM』のライブイベントが物議を醸すことに。イベントは直前で開催延期となったのだが、10名以上の声優がコロナに感染していることが明らかとなり、ファンの間でクラスター発生疑惑が囁かれている。

「アニサマ」は当然、声優やアニメ関係者が多数出演するイベントだ。こうした出来事が続いている状況ということもあり、開催を疑問視する声があがるのも当然と言えるだろう。

またオタクイベントではないものの、8月20日から3日間にわたって開催された『FUJI ROCK FESTIVAL ’21』も物議を醸している。同じく「アニサマ」も、世間から大きな注目を集めることは間違いない。何事もなくイベントが終了するとよいのだが…。

文=大上賢一

【画像】

master1305 / PIXTA

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