片岡愛之助&今井翼、「ベタ褒めし合う2人」が醸し出す違和感の正体

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片岡愛之助&今井翼、「ベタ褒めし合う2人」が醸し出す違和感の正体

 8月25日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ系)にVTR出演した片岡愛之助と今井翼。2人は10月5日より公演される大阪松竹座「十月花形歌舞伎『GOEMON 石川五右衛門』」で3回目の共演。初演から10年、今回で5回目の再演となる人気演目だ。

 実は2014年の同公演再演時には、まだジャニーズ事務所に所属していた今井が出演。千秋楽を終えた後に立ち上がるのも困難なほどのめまいに襲われ、のちにメニエール病と判明。2018年3月に同病が再発。同年9月に「心身ともに健康な状態になるよう治療に専念したい」としてジャニーズ事務所を退所した。

「当時から片岡は、慣れない歌舞伎の舞台で今井の心身に負担をかけてしまったのではないかと悩んでいたとの報道もありましたが、この日の番組で今井は、この作品に出演することになったきっかけを『客席から見る愛之助さんの大ファンになりまして、終演後に楽屋にお邪魔して愛之助さんが大好きで、というお話をさせていただきました』と説明しました。

 また、偶然にも片岡と同じ美容室を利用していたそうで、片岡は『僕が入る前に翼くんが、ついさっきまで来ていた。最近だとメール、LINEですか?『さっき来てました』みたいな。『また会いましょう』みたいなことになるんですけど、なんと、お手紙を置いていってくれたんですよ。熱い男ですね』と今井をベタ褒め。さらに今井も『「先に失礼します」という非常にシンプルな内容だったんですが、好きだって思う方にはやっぱりこう、ちょっとしたメモなりお手紙を書くっていうことを僕は大事にしたいので、そんなことを当時やらせていただきました』と笑顔を見せました。臆面もなく褒め合う大人の男2人に少し違和感を覚えました。

 まるで、片岡が今井に慣れない歌舞伎をさせて負担をかけたことを負い目に感じていて、今井はジャニーズ退所後も定期的に仕事をもらえるうえに松竹芸能にも入れてもらった恩義を感じている。臆面もなくベタ褒めし合う大人の男2人の姿からは、そんな思いを感じずにはいられませんでした」(女性誌記者)

 誰もが知る天下の大泥棒・石川五右衛門が、明智光秀の重臣・四王天但馬守の娘とスペインの宣教師の間に生まれた赤毛のハーフだったら、という奇想天外な設定でストーリー展開される今作。石川五右衛門役を片岡、五右衛門の父・神父カルデロンと霧隠才蔵の2役を今井が演じる。2人のフラメンコシーンは「観ないと損をする」とも言われているそうだから、期待はふくらむばかりだ。

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