日本の象徴「桜」に深く関係!?古代日本人に崇められていた山の神「サ神」を知っているか? (2/4ページ)

Japaaan

一応、定説としては、花見の起源は約1300年前の奈良時代に求められるとされています。当時、貴族の間には、中国伝来でまだ珍しかった「梅」を鑑賞する習慣があり、それが次第に国風文化の発達とともに桜にとってかわられたのだとか。

ただ、そのあたりのはっきりした記録は残っていません。当時詠まれた「歌」などから推測されているようです。

日本には梅が伝来するよりも前から桜が存在していました。ただ、いわゆるお花見の習慣がそれまではなかった(少なくとも記録には残っていない)ということです。

梅の伝来によってお花見の習慣ができあがり、それに桜が使われるようになったのでしょう。

奈良時代よりもさらに前の時代の話となると、もう民俗学の話になります。

で、民俗学上の有名な定説として、「サ神」説というのがあります。

山の神として古代日本人に崇められていた「サ神」というのが存在しており、それの宿る「クラ(座)」が「サクラ」だったというのです。

この説からイメージしていくと、日本人にとって桜とは春の農作業の始まりや五穀豊穣を象徴する樹木だった、ということになりそうです。そこで人々は桜に対して感謝の念を示し、お供えをして一年の豊作を願った……。

お花見は、貴族由来の習慣ではなく、全ての日本人の心に宿った古代からの習慣だということでしょう。

とてもいい雰囲気のイメージですね。

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