生きたまま沈んだ45名と共に眠るナチスドイツのUボートが74年振りに発見される (3/4ページ)

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 一帯ではナチスによる商船の襲撃が続いており、公式の戦死者数は不明であるものの、海運業は大打撃を受けていた。

 ニカラグアの国旗を掲げた商業タンカーであるブルーフィールズ号もその1隻。1942年7月14日、24隻でなるコンボイの1隻として沿岸警備隊の護衛を受けながらバージニア州からフロリダ州へと南下していた。

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 当時、手負いのU-576は、1ヶ月間の不首尾に終わった連合国船狩りからドイツへと帰還する最中にブルーフィールズ号と遭遇した。

 モニター・ナショナル・マリン・サンクチュアリ(Monitor National Marine Sanctuary)の資料によれば、艦長のハンス=ディーター・ハイニッケ大尉は船体にダメージを抱えながらも攻撃を決定。しかし、魚雷を発射しようとする直前の午後4時、沿岸警備隊のソナーによって発見されてしまった。

展望塔から通過する味方の潜水艦を見送るU-576のクルー。

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 沿岸警備隊は3発の水中爆雷を投下し、さらに5発で追撃する。ハイニッケからコンボイ攻撃の命令を受けた潜水艦は、4発の魚雷を発射。ブルーフィールズ号を撃沈し、他2隻にも損害を与える。しかし、コンボイ側から艦載砲による反撃を受ける中、護衛を行っていた艦上機OS2Uの爆雷が命中。45名のクルーと共に海底へと沈んだ。

 右にいるのが艦長のハンス=ディーター・ハイニッケ大尉。手負いの艦であるにもかかわらず、コンボイ攻撃の命令を下した。
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