女の執念。いきすぎた好意が凶器に代わる瞬間【プロミス・シンデレラ考察】 (2/3ページ)
「このままでは、壱成が早梅の心を射止めてしまう……!」と焦る菊乃は、これまでの用意周到ぶりをかなぐり捨てて、壱成へ迫ります。
恋愛ライター的に言わせてもらいますが、相手が恋している状態でアプローチしても無意味です。というわけで、壱成は菊乃の誘惑をアッサリ阻止。それに対して、菊乃はこう語ります。
「私みたいに相手の幸せを願って身を引くことも、選択肢の1つなんじゃないかしら」
それに対して、壱成は「俺は、相手の全部が欲しい」と、キッパリ。この2人は恋愛に対する価値観が、違うと言わざるを得ません。
さらに成吾は、早梅と壱成の恋路に気づき、身を引こうとし始めて……。思惑が外れた菊乃は、怒りに震えます。そしてついに、直接手を下す暴挙に出るのです。
「あなたはいいわね。誰からも好かれて。私とは大違い」
そう言って菊乃は、早梅を高台から突き落としたのです。
■成吾からの告白
(c)TBS
高台から突き落とされた早梅は、ボロボロになって目を覚まします。これ、火曜22時のドラマだったから早梅も生還できたけど、昼放送だったらサスペンスですよ! 思わず「死ぬど」って声に出たわ!
なんとしてでも、成吾を王子様に仕立て上げたい菊乃。そのまま成吾へ早梅の行方を知らせます。
その間、かわいそうなワンコくん……じゃなかった、壱成は早梅を探し回ります。せっかく誘った花火デート。せっかくのチャンス。それなのに早梅は突如消えてしまった……かわいそうでなりません。
これまでの壱成なら早梅にキレていたでしょうが、連絡のつかなさに「何かあった」と勘づき、心配で駆けずり回ります。
同僚の助け、そして菊乃の口添えもあって、何とか早梅の居場所を知った壱成。しかし、もうそこには成吾がたどり着いていて、早梅を助けた後でした。
壱成と見たかった花火には間に合わず、成吾との花火になってしまう……。このタイミングまで読んでいたのだとしたら、菊乃はどれほどの策士でしょうか。そして、成吾はここで早梅に告白します。
「分かってる、早梅が他の男を見ていることは。