自民ドタバタ総裁選と「安倍・橋下」マル秘合体プラン(4)橋下氏を「憲法改正大臣」に (2/2ページ)
橋下氏が勝てば、憲法改正を実現させる時に最大の障壁を排除することができるのです」(政治部記者)
政界引退後にメディア出演を増やし、ますます人気が高まる橋下氏であれば、この奇策で枝野氏を討ち取っても不思議ではない。さらに「橋下出馬」には別の思惑もあった。
「自民にも立憲にも投票したくない有権者は維新に投票する流れがあります。昨年の東京都知事選で小池百合子知事(69)の圧勝の陰に隠れましたが、維新の推薦で立った小野泰輔氏(47)が61万票も獲得して大健闘。衆院選でも維新が『受け皿』になり、さらに橋下氏が出馬となれば相乗効果で関西圏以外でも議席数を伸ばすとみられています」(政治部デスク)
安倍政権が退陣してから約1年。誰が国のトップに立っても「安倍1強」の無法地帯は変わらないようだ。
*「週刊アサヒ芸能」9月16日号より
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