なみじょ独占インタビュー【第4回】喜多須杏奈選手の巻 (2/5ページ)
――そもそも喜多須選手がボートレーサーになろうと思ったきっかけはなんですか?
「もともと私はボートレース場がある徳島県鳴門市出身だったので、ボートレーサーという職業があることは知っていたんですけど、高校3年生になるまで、まさか自分がボートレーサーになるとは思ってもいませんでしたね」
――なんと! いったい誰が喜多須選手をボートレーサーの道に導いたんですか?
「近所のおじさんです」
――がーん! 近所のおじさんって、要は赤の他人ですよね?
「正確にいうと、学校の行き帰りでよく挨拶をする仲の良い近所のボートレース好きのおじさんです。私が進路のことで悩んでいたら、そのおじさんが『ボートレーサーはいいぞ』って勧めてくれたんです」
――ボートレース好きのおじさんに進路相談したら、そりゃ間違いなくボートレーサーを勧めてくるでしょう。もしかして、これも鳴門という土地柄なんでしょうか。でもまさか、このおじさんの助言だけでボートレーサーになろうと思ったわけではないですよね?
「きっかけを作ってくれたのは間違いなく近所のおじさんです。でも、最終的に自分もボートレーサーになろうって決意したのは、ある選手の存在を知ったからなんです」
――それはどなたですか?
「今はもう引退されてますけど、同じ徳島県の女子ボートレーサーの横西奏恵さんです。ちょうどその頃にレディースチャンピオンがあって、横西さんのレースを観戦する機会に恵まれたんですが、地元の女性が活躍する姿を見て、純粋に感動してしまいました」
――なるほど~。横西さんといえば、ボートレーサー養成所時代の修了記念競走で女子レーサーでチャンピオンになるという偉業を達成しましたが、喜多須選手も養成所でチャンピオンになったんですよね?
「私の場合は運が良かったんだと思います」
――運も実力のうちです。同じ支部の先輩後輩ですし、喜多須選手も近い将来、レディースチャンピオンを制覇してくれるでしょう。