たけし襲撃被害で蘇る今田耕司「高速で危機一髪」!/坂下Dの「地獄耳」芸能

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たけし襲撃被害で蘇る今田耕司「高速で危機一髪」!/坂下Dの「地獄耳」芸能

 去る9月4日深夜、レギュラー番組に生放送出演後のビートたけしが車に乗り込んで移動しようとしたところ、テレビ局の敷地内でつるはしを持った40代の男に襲撃される事件が起こった。

 フロントとリアのウィンドーが何度も打突され、「細かいガラスが降ってきて、映画のワンシーンみたいだった。耳を少し切ったし、ぎっくり腰になっちゃった。のたうち回って逃げたから」と本人は語っている。

 今田耕司も80年代後半、大阪でダウンタウンらとバラエティ番組「4時ですよーだ」(毎日放送)をやっている頃、九死に一生を得たことがある。

 当時、大阪環状線(阪神高速1号環状線)で周回レースをする走り屋チームがたくさんあった。「環状族」と呼ばれ、法定速度を無視した猛スピードで一般車の間をすり抜けるなど暴走行為を繰り返し、社会問題となっていた。

 そんなことを知る由もない当時の今田は、環状線で車が急に割り込んで来たと、クラクションを鳴らし注意してしまった。その後はしばらく何事もなく、雨の中、渋滞でゆっくり走っていると、前方の分離帯の脇で、なんと、族が今田を探し“検問”をしていたのだ。

「さっき自分がクラクションを鳴らした車が止まってて、外に鉄パイプとかバットを持った人が、のろのろ来る車を見ているんですよ。で、ヤバッ、どうしようと思って、今、車線変更したら、もうバレるし、うわぁーって。頭の中で、コンピュータ、フル回転させて、どうやって回避したら、ええねんって…」

 目撃された今田の車はフルスモークの白いセダンだったのだが、族の視線をそらすためにスモークのない白いセダンのフリをした。窓を全開にし、雨に打たれながら、ゆっくりと検問を通り抜けたのだ。

「通過できたんですよ! ハリウッド映画みたいに、うおーーーって。何十年後かに『ナニワトモアレ』(※当時の環状族を描いた人気マンガ)っていう、“こういう時代がありました”っていうマンガを見た時に、オレ、殺されてるやんと思って。メチャクチャ怖かった。フルスモークのままやったら、バットで窓割られて、引きずり出されて、分離帯でムチャクチャされてたんやろうなって思うて、(機転を利かせた)コウジ青年ほめてやりたいね!」

 と振り返っている。

坂下ブーラン(さかした・ぶーらん)=筆名=:1969年生まれのTVディレクター。東京都出身。専門学校卒業後、長寿バラエティ番組のADを経て、高視聴率ドキュメントバラエティの演出を担当。そのほか深夜番組、BS番組の企画制作などなど。現在、某アイドルグループのYoutTube動画を制作、視聴回数の爆発をめざし奮闘中。

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