「SUPER RICH」とは真逆の人生を歩んできた江口のりこ

アサジョ

「SUPER RICH」とは真逆の人生を歩んできた江口のりこ

 10月14日にスタートする女優・江口のりこ主演の木曜劇場「SUPER RICH」(フジテレビ系)。これまでクセのある脇役を演じてきた江口が、GP帯初主演を果たすこのドラマに、早くも注目が集まっている。

「このドラマは、プライベートを顧みず、仕事一筋で生きてきたベンチャー企業『スリースターブックス』の社長・氷河衛(江口)と、インターン試験を受けて入ってくる子犬系男子春野優(赤楚衛二)の波乱万丈の半生を描くオリジナルストーリー。2020年には日曜劇場『半沢直樹』で演じた国土交通大臣役が話題を集め、今年1月期には金曜ドラマ『俺の家の話』、さらに日曜劇場『ドラゴン桜』(ともにTBS系)など話題作に立て続けに出演。今年4月期の深夜ドラマ『ソロ活女子のススメ』(テレビ東京系)で連ドラ初主演を飾った江口が、満を持してGP帯初主演を飾ります」(テレビ誌記者)

しかし、このドラマの主演が決まるまでには紆余曲折があったと言われる。

「このドラマの主演には、木村文乃や上野樹里に打診したもののいい返事がもらえず、安藤サクラに決まりかけていましたが結局断られてしまい、クランクインが迫る中、急遽江口に白羽の矢が立ったと言われています」(前出・テレビ誌記者)

 クセの強い役どころを巧みに演じ分け、演技派と言われる江口だが、今回の役どころでは自身の生い立ちと正反対なところから、心配する声も上がっている。

「今回、江口が演じる衛は裕福な家に生まれ、これまでの人生でお金に困ったことは一度もないという、お金はあるけど愛に飢えた人生を生きる女社長。江口は、高校に進学せずアルバイト生活で映画館に通い詰め、19歳の時たった2万円を握りしめて上京。新聞販売店に住み込みで働きながら劇団『東京乾電池』の研究生になったという絵に描いたような苦労人。女優としてブレイクしたとはいえ、このギャップを持ち前の演技力で埋めることができるのか。そこが見どころの一つでもあります」(女性誌記者)

 ついにつかんだGP帯主役の座。なんとしても爪痕を残したいところだが、結果やいかに。

(窪田史朗)

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