『君に叱られた』でセンター抜擢!乃木坂46賀喜遥香がグループの新時代を切り開く存在へ (3/3ページ)
そんな賀喜の存在を大きく印象づけたのが、2020年2月に開催された『8th YEAR BIRTHDAY LIVE』において元乃木坂46・深川麻衣のソロ曲『強がる蕾』をソロで歌唱したときである。
同曲は深川とファンとの結びつきが強く、グループにとってもファンにとってもひときわ強い思い入れがある楽曲だが、賀喜は5万人の大観衆を前に涙ながらに歌いきり、最後には普段のような満開の笑顔で感動的なパフォーマンスを披露していた。歌唱力はもちろんだが、そこで見せた熱いパフォーマンスを見た多くのファンが賀喜の明るい未来を予測していたことだろう。
『乃木坂スター誕生!』(日本テレビ系)でも『ロンリー・チャップリン』や『淋しい熱帯魚』など昭和の名曲を歌唱し実力を遺憾なく発揮していたのが印象的で、改めてアイドルとしてのポテンシャルを感じさせた。
さらにはYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」の第153回に生田絵梨花、久保史緒里というグループ内でも実力派のメンバーとともに登場。3人は少し緊張を見せながらもユニット曲『やさしいだけなら』を息の合った美しいハーモニーで披露していた。
「THE FIRST TAKE」は“生の歌声”を一発撮りするというチャンネルで、コアな音楽ファンだけではなく、ライトなファンも多く視聴するチャンネルだ。乃木坂46がこのチャンネルに出演する可能性はほとんどないと思っていたリスナーも多い中で、高いパフォーマンスをもってグループの可能性を示したという意味でも非常に意義深いものとなったのは間違いないだろう。
昨年のインタビューで2代目キャプテンの秋元真夏は「賀喜ちゃんは別の期との架け橋になれる存在のように見えます。同期からの信頼も厚いし、そういう子って各期に必ず必要なんですよ」(参考:『ENTAME 2020年4月号』)と彼女を評していたように、賀喜は4期生を代表する存在として、今ではグループに欠かすことのできない存在へと成長を遂げている。
(文=川崎龍也)