岸田政権を誕生させた「三悪人」の野望(1)怒濤の「アベノフォン」攻撃 (2/3ページ)
裏で安倍晋三元総理(67)と麻生太郎新副総裁(81)の鶴の一声があったともっぱらです」(政治部記者)
勝てば官軍負ければ賊軍とばかりに、9月29日の総裁選で岸田氏の勝利に貢献した各派閥は、「論功行賞」人事の恩恵にあずかっている。
10月5日発売の週刊アサヒ芸能10月14日号締め切り段階で新内閣の顔ぶれまでは判明していないが、人事で岸田氏が最大限に配慮しているのは、総裁選で暗躍した最大派閥・細田派の安倍氏と第2派閥・麻生派の麻生氏であることは間違いないだろう。9月30日付の朝日新聞で、
〈新政権で安倍、麻生両氏の存在感が高まれば、「傀儡政権とみられる」(岸田氏周辺)との不安が漏れる〉
と、報じられるほどの股裂き状態だが、それほど2人のなりふり構わぬパワープレーは総裁選の結果を左右するものだった。
その「標的」になったのは、序盤から総裁選レースのトップを走っていた河野氏だ。
「もともと『脱原発』や『女系天皇容認』を主張していて、保守派の安倍氏とは水と油。それでも最初は相手にしていなかったのですが、知名度の高い小泉進次郎氏(40)や石破茂元幹事長(64)と『小石河連合』を結成したことで、安倍氏と麻生氏の逆鱗に触れたのです」(政治部デスク)
安倍氏と石破氏の因縁は、第1次安倍政権下の07年参院選までさかのぼる。