まるで木霊がいるみたい お庭に「手作りはにわ」置いてたら、めちゃくちゃ趣深くなってきた件 (1/2ページ)
古墳時代、魔除けなどの意味をこめて古墳の上や周囲に置かれた「はにわ」。
道具の形をしたものから動物の形をしたもの、人の形をしたものまでその種類は様々あり、個性豊かなその造形は見ているだけで楽しい。
そんなはにわを自作し、庭に置いておいてみたら――。とあるユーザーの投稿がツイッターで注目されている。

植木鉢の向こう側で、ちょっぴり苔をまとったはにわ。
作者であるツイッターユーザーの那加斗(@eRuDoRaDo00)さんは2021年10月3日、
「自作のはにわを庭に置いてから3年半でここまで苔むした可愛いから見て」
とつぶやいてこの写真を投稿。思わず拝んでしまいそうな魅力。撫でたらご利益がありそうだが......そもそも、なぜはにわを自作しようと思ったのだろう。
気になったJタウンネット記者は4日、投稿者の那加斗さんを取材した。
「似た子がいてもまるきり同じ子はいません」那加斗さんは、高校で陶芸を専攻していた。はにわは、卒業制作として作ったのだという。
「はにわは人の形を模した物なので人をテーマに作品にしたいと考えた時に、はにわがしっくりきました」(那加斗さん)
はにわは17年9月から18年1月にかけて、全38体が制作された。
「母校の校庭を掘り起こして粘土質な土を集めて、販売されている上信楽という粘土と配合させたもので形成しました。形を作ったあと、600度~800度の窯で焼きあげた後、ヤスリで表面を研磨し、最後にくるみを潰して抽質したオイルを表面に塗ってコーティングしています」
出来上がったもののうち10体が那加斗さん宅の庭に、10体が自室に、そのほかの18体は友人や後輩に譲ったとのこと。