食べると痺れるたいやき!? 東京阿佐ヶ谷のたいやき店が「青実山椒たいやき」を裏メニューとして今年も発売 (2/4ページ)
さらに食べ進めると、口の中が痺れてきます。麻婆豆腐の「麻」は痺れるという意味で、使用されている花椒(中国の山椒)の効果によるものです。青実山椒も同様に痺れをもたらします。嫌な痺れではなく、青実山椒のフレッシュな辛みが口中に沁みるような感覚です。
最後に冷水など、冷たいものを飲むと口中が一気に涼しくなるような不思議な爽快さに包まれます。
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■“小粒でぴりりと辛い”山椒がたいやきに混ぜ込まれるまで
たいやき ともえ庵の経営者は関西出身ということもあり、山椒の実の佃煮を好んで食べており、たいやきに入れてみたいと考えていました。
ところが、販売されている山椒の実の佃煮をつぶあんに混ぜてたいやきにしてみると美味しくない。量を調整してもまったく味が良くならず、諦めていました。
数年後のある日、新しい味の組み合わせを試そうと、つぶあんにもろみ混ぜて食べてみましたところ、かなり不味いものになりました。もろみは醤油を作る過程のものです。その際に気付いたのが「山椒の佃煮がつぶあんに合わなかったのは醤油味だからじゃないか」ということでした。
醤油を使わず、アクを抜いて塩漬けにした青実山椒で試してみると、見事につぶあんと合い、美味しく仕上がりました。