与田監督、退任でも"中日残留"が内定した理由は… (2/2ページ)

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「監督適齢期の40代、50代の中日OBを見渡してみると、監督候補が少ないんですよね。OBを大切にしていかないとマズイとの意見も中日グループ内が囁かれるようになりました」(同前)

 40、50代のOBが現役だったころの中日は、トレードを積極的に仕掛けていた。また、活躍した期間が短かった選手も少なくない。チーム再建について真剣に話し合われていた時期でもあり、こうした“タイミング”が重なって、与田監督も傷つかずに退くことができたわけだ。

「シーズン中に次期監督の話が露呈するのは、むしろ良くないこと。中日幹部は全日程を終了するまで伏せておくつもりでしたが」(同前)

 立浪氏の周辺から露見したとの情報も聞かれた。その通りだとすれば、新監督の脇をかためるコーチ人事の交渉が難しくなる。コーチ組閣を発表するタイミングまで見誤まれば、立浪新監督は一歩目から躓くなるになるだろう。

(スポーツライター・飯山満)

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