嵐・松本潤もハマる!「ラ・タベルナ」薄切りステーキのジャンクな魅力! (2/3ページ)

日刊大衆

 14年3月22日の放送回で、「ラ・タベルナ」に松本潤相葉雅紀を連れてきたのも博多華丸・大吉の大吉だった。ポーションが多いのでスタッフも交えての番組収録後の打ち上げなどに向いているのだろう。旧麹町分室は老朽化のため取り壊しとなり、日テレはすぐ近くの用地に番町スタジオを建設。分室跡地には超高層ビルを建てる計画で、地域の猛反対にも遭っている。

■松潤や相葉の座った席

 その音頭取りをする名門校、女子学院の出身者に高校生時分、「当時半ドンだった土曜の放課後などに使った」との証言を受け、ぼくも数年前に初めて訪ねたのだ。いちおうは取材目的だと話すと、マスターは常連の芸能人の名を立て板に水といった調子で上げた。『嵐にしやがれ』の話も出て、「ファンが松潤や相葉ちゃんが座った席を予約したい」と言ってくるのだと笑った。

■看板は「牛肉の薄切りステーキ」

 1977年創業の「ラ・タベルナ」の店内には、子ども心にも鮮明だった、昭和のイタリアン色が溢れている。青山の「ハンター ラ ストラーダ」とか、新橋に唯一残る「ニコラス」、自由が丘や江古田やひばりヶ丘店が健在な「パンコントマテ」といった、レトロなイタ飯しかどうもぼくは受け付けない性分。だから「ラ・タベルナ」にも入った途端に和んだ。

「ラ・タベルナ」の数あるメニューの中でも看板は「牛肉の薄切りステーキ」(ランチ1100円、ディナー1300円。これがステーキと称するわりに、付け合せの存在感の方がデカいのだ。

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