ハッシーの地方競馬セレクション(10/20)「第31回埼玉新聞栄冠賞(SIII)」(浦和) (1/2ページ)
粗削りな競馬ながらも・・・。先週川崎競馬場でおこなわれた「第20回鎌倉記念(SII)」。本命に推したママママカロニは、まずまずのスタートを切ったが、激しいポジション争いに巻き込まれ窮屈になる不利。それでも道中は5番手からの競馬で、3コーナー手前から仕掛け始めると、着実に先頭との差を詰めて行ったが、勢いが付きすぎて4コーナーで膨れてしまうロス。立て直されて追い込んでいったが、差し切るには至らず2着まで。初の川崎競馬場、初の左回り、初の1500m戦、初の55kgの斤量と初物尽くしの中、不利もあり厳しい競馬だったが力は見せた。粗削りなところが多くてこの走りだけに、将来が楽しみな一頭だ。
さて、今週は「第31回埼玉新聞栄冠賞(SIII)」が浦和競馬場でおこなわれる。
本命に推すのは、こちらも復活を果たした昨年の東京ダービー馬エメリミット。昨年は東京ダービー(SI)を制し、南関東の大将として挑んだジャパンダートダービー(JpnI)でも6着と力を見せたが、次走オープン競走で6頭立ての5着になると、その後4戦は10着→7着→5着→11着と良いところなく敗れていた。それでも一息入れられた3走前は、1000m通過からペースが上がり続けた厳しいラップの中、最後の1ハロンは急激に落ちたものの2番手からの競馬で勝ち切った内容は着差以上に強かった。その後はひまわり賞で2着に敗れたものの、これは距離が短かったため。前走の東京記念(SI)では、勝ちに行って直線早めに先頭に立ち、目標にされてしまったため差されて2着に敗れたが、一度は1馬身差ほど付けられた差を盛り返してクビ差まで詰めており、本馬の底力を見せた。ここ3戦は馬体重を増やしており、レースぶりにも確かな成長が見られ今が充実期。今回も十分勝ち負けになるだろう。
相手本線はフィアットルクス。大井移籍後は19戦14勝2着3回3着1回で、複勝圏内を外したのも4着が1回と底を見せていない本馬。前走の東京記念(SI)は3着に敗れたが、淀みのない流れを2番手からの競馬で、3コーナーあたりでは早めに後続が来たため仕掛けざるを得ない厳しい競馬となった。それでも直線はしぶとく粘って勝ち馬から0秒3差の3着だから評価できる。