電車内で女性を性的暴行、男を逮捕 乗客は見て見ぬふり、動画撮影する人も (2/3ページ)

リアルライブ

男を止めることはできたはずだ。こんなことが許されていいのか。乗客からの通報はなかった。非常に残念だ」と各社の取材に回答している。法的には、女性を助けなかった他の乗客、動画を撮影した者を罰することは難しいとみられる。

 逮捕された男は強姦罪など複数の罪で起訴された。男は容疑を否認し「名前を思い出せなかったが、女性とは知り合いだ。合意の上での行為」と主張しているそうだ。男の初公判は、10月25日の予定だという。

 このニュースが世界に広がるとネット上では「都会の人は冷たい」「犯人の男が一番悪いが、それを見て見ぬふりをする人も問題だ」「さすがに動画撮影は人として最低」「目の前で女性がレイプされていたら助けたいが、いざとなったら固まってしまいそう」「加害者は銃を持っていそう。近寄ったら命の保証はない。仕方ない」「いやなニュース。冷たい世の中だ。みんな自分のことしか考えていない」「ここはアメリカ。自分の身は自分で守るしかない」「警察の苦言はわかるが、何もしない乗客らを責めることはできない」など、様々な声が上がった。

 本件は、乗客たちの間で「傍観者効果」が働いてしまったようだ。犯罪を目撃しても、周りに人がいるだけで「自分はやらなくても、誰かが助けるだろう」と考え、行動を起こそうとしない心理効果だ。恐ろしい群衆心理と言えそうだ。

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