『ゴリラ爺さん』『下町のロボット』図書館に寄せられた「覚え違いタイトル」の世界 (2/2ページ)

新刊JP

●「ドラマ化した『私、残業しません』って本ありますか?」
これは朱野帰子さんの『わたし、定時で帰ります。』のこと。真逆の言葉だが意味は同じだ。

他にもずらりと覚え違いタイトルが並ぶ。さらに、問い合わせの中には、あやふやながらもタイトルが出てくるケースだけではなく、「あんな感じ」というより漠然としたものもあるようだ。

●「偏差値40の女の子がなんかした本あったじゃないですか?」
これは坪田信貴さんの『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』、通称「ビリギャル」のこと。この質問を受けた司書さんは、この本が彼女の自伝だといつの間にか思い込んでいたのだとか。正しくは、彼女が通っていた塾の先生が書いたノンフィクションだ。

本書を通して光が当たるのが図書館の「司書」という仕事。普段どんな仕事をしているのか、図書館にお世話になっている人でなくても気になるところを説明してくれている。「旅行をすれば図書館に立ち寄る」などの司書の“生態”についても知ることができる。

図書館がより身近に、そして行くのが楽しみになる一冊だ。

(新刊JP編集部)

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