原巨人・矢野阪神はどうなる?11月6日開幕CSは「例年以上に1位チームが有利!」 (2/2ページ)
18イニングで自責点0の快投を見せた鉄腕だ。
「2位だった05年は、3位の西武とは14ゲームの大差があった。それだけに第1ステージでは“負けるわけにはいかない”と、チーム全体に、かなりのプレッシャーがありました。
逆に、2連勝した第2ステージは“このままストレートでいけるかも”と優勝を意識したとたんに、その後、連敗。初芝(清)さんの奇跡がなければ、おそらく敗退していたと思います」
その第5戦の奇跡は、1点ビハインドで迎えた8回表のこと。ロッテは代打・初芝のボテボテのゴロが内野安打となる幸運から、逆転に成功。その裏、マウンドに上がったのが薮田氏だ。
「内野ゴロの処理で、サードとショートが交錯するなんて、プロの試合では通常ありえない。直後に登板した私も、これまで経験したことのない緊張感をマウンドで味わいました。だって、フォークがワンバウンドしてボールになっただけで、球場が揺れるほどの大歓声に包まれる(笑)。そんな、ふだんとは違う状況で、自分をどれだけ信じ抜けるか。投手の真価が問われるような場面でした」
ちなみに、対戦相手のソフトバンクを指揮していたのは現会長の王貞治監督。2連敗で後がなくなった第2戦の試合後には、こう発破をかけたという。
「選手たちを集めて“気持ちを切り替えよう。飲みに出かけたいヤツは行っていい”と言ったとか。結果的に敗れはしましたが、翌日から2連勝。短期決戦では負けを引きずらないかも重要な要素の一つ。王さんの異例の声かけは、プラスに働いたはずですよ」(前出のデスク)
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