原巨人・矢野阪神はどうなる?11月6日開幕CSは「例年以上に1位チームが有利!」 (1/2ページ)
2年ぶりとなるセ・パそろってのクライマックスシリーズ(以下、CS)が、きたる11月6日から両リーグ同時に開幕する。
「セ・リーグは、独走した阪神と“伏兵”ヤクルトが終盤までもつれる予想外の展開。優勝の翌年としては球団初の2ケタ連敗を喫した巨人の失速も意外でした。一方のパは、25年ぶりの日本一を目指すオリックスと、実に51年ぶりのマジックを点灯させたロッテが、よもやの一騎討ち。ソフトバンク不在のCSも実に8年ぶりとあって、その顔ぶれには新鮮味すら感じます」(スポーツ紙デスク)
では、はたして日本シリーズへの出場権を手中にするのは、どのチームか。ペナントとは勝手の違う“短期決戦”を勝ち抜く極意を、識者とともに見ていこう。
まずはCSが採用するシステムのおさらいから。2位と3位が戦うファーストステージは、2位チームの本拠地球場で開催される2戦先取の3試合制。
ここを勝ち上がったチームと1位が激突するファイナルステージは、1位の本拠地球場での6試合制。1位チームには、1勝のアドバンテージが与えられ、4戦先取で勝ちとなる。
「ファーストステージを勝ち抜くにはエースの投入が不可欠。ファイナル進出を果たしても初戦に3番手、4番手の投手が投げざるをえない勝ち上がりチームに対し、迎え撃つ1位は余力あるエースが登板します。特に今年は、五輪開催の過密日程もあって、ファーストとファイナルの間は、わずか1日。例年以上に、1位チームが有利です」(前同)
確かに、下位チームがファイナルを制した“下剋上”が起きたのは、過去14年でも数えるほど。3位から日本一へと駆け上がった2010年のロッテは、レアケースと言っていい。
■レアケース・ロッテの勝因は?
「3位だった10年は、無欲で戦えました。負けたところで失うものは何もない。もちろん、同じく日本一になった、プレーオフ時代の05年を経験した選手が多く残っていたのも勝因です」
こう語るのは、ロッテが誇った盤石の方程式“YFK”の一角として、一時代を築いた薮田安彦氏だ。
05年、10年の両ポストシーズンでも計15試合に登板。