10月25日放送の『バイキングMORE』（フジテレビ系）で、出演者でタレントの野々村真（57）が事実婚を猛烈批判。MCの坂上忍（54）の反応が話題になっている。

　この日、番組では女優の加賀まりこ（77）の事実婚について特集。加賀は現在、6歳年下の男性と18年間事実婚状態とのこと。番組では、事実婚のメリットとして「名字を変更する必要がない」「対等なパートナーシップを築きやすい」と紹介。一方、デメリットとして、「親や周囲の理解を得るのが難しい」「家族と認められない場合も」などと取り上げていた。

　この話題で、坂上に「例えば自分のお子さんが『事実婚でいい』って言われたらどうする？」と話を振られた野々村は「駄目ですね」ときっぱり。坂上が「駄目なの！？」と驚愕すると、野々村は「やっぱり結婚はちゃんとしたい。地に足つけてですね、そこまで責任を持って夫婦でいることが、やっぱり一生懸命お互い頑張っていける、っていう」と事実婚を全否定した

　これに対し坂上は「面倒くせえ親父だな。なんで？いいじゃん！」と苦言を呈すも、野々村は「なんだろう、賃貸の土地借りてるような気分で、なんか浮いてるような気がするんです」と反論。坂上が「結婚するのはお子さんなんですよ？　あなたじゃないんです」と指摘するが、野々村は「子どもの幸せは親が一番心配することだから。ちゃんとした関係を作って、ちゃんと籍を入れて、それでやっと『おめでとう』って言える」と持論を展開。最後まで、「やっぱ男にも責任を持ってほしいから。旦那にね」と最後まで意見を変えなかった。

　この発言に対し、ネット上からは、「それ、坂上忍に言ってるの？」「坂上ディスってんじゃん」「最終的に坂上が戸惑ってて笑った」という声が集まっていた。

「坂上が現在事実婚状態となっているのは一部では知られる話。この日の番組でも、『うちはもう10年くらい、全然事実婚だけれども』と認めていました。普段は坂上に一方的に貶められることも多い野々村ですが、『男にも責任を持ってほしい』という強い言葉に、ネット上では『野々村が坂上にやり返してる』『普段はできない逆襲』と面白がる声も聞かれていました」（芸能ライター）

　当初は反論していたものの、最後には野々村の意見を聞いていた坂上。珍しく野々村側の勝利となったようだ。