「蘇える金狼」「プリズンホテル」「めしばな刑事」…アサヒ芸能から生まれた傑作映像

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「蘇える金狼」「プリズンホテル」「めしばな刑事」…アサヒ芸能から生まれた傑作映像

 1956年10月7日に創刊された「週刊アサヒ芸能」は、出版社系週刊誌としては日本で2番目に古く、今も娯楽雑誌として多くの読者を魅了する。毎週の記事やグラビアだけでなく、連載の小説やマンガ、ドキュメントノベルも大きな魅力だが、ドラマ化・映画化された作品も少なくない。創刊号から連載が始まった小島功氏の4コママンガ「仙人部落」は、2800回を超えるギネス級の長寿連載になった。

「深夜アニメの先駆けとして60年からフジテレビでオンエアされました。さらに61年には新東宝で実写映画化され、まだ無名だった菅原文太も出演しています」(コミック編集者)

 実に3年半もの人気ドラマとなったのは、実在する実業家の熱血エピソードをベースにした「どてらい男」(原作・花登筺)だ。71年に連載が始まり、73年から西郷輝彦主演でフジテレビ系列でドラマ化された。

「西郷の『よおし、やったるわい!』の決めセリフは流行語になり、その爽快感は、あの『半沢直樹』のルーツになったと言われています。西郷自身も、その後、次々と主演を張る分岐点になりました」(ドラマ評論家)

 さらにハードボイルドの旗手・大藪春彦氏も若くして連載を始め、松田優作主演の「蘇える金狼」(79年、角川映画)と、草刈正雄主演の「汚れた英雄」(80年、角川映画)は、ともに高い人気を集めた。

 そして現在も好評連載中のグルメマンガ「めしばな刑事タチバナ」(作・坂戸佐兵衛 画・旅井とり)は、13年に佐藤二朗主演でドラマ化(テレビ東京系)。深夜の「飯テロ」を誘発している。10月26日発売の「週刊アサヒ芸能」11月4日号では、ほかにも映像化された作品をカラーで紹介。永久保存版である。

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