遂に最終回。アラサー世代の青春『学校へ行こう!』に対するV6の本気 (2/2ページ)
私がもう1つ印象に残っているコーナーは、「B-RAP HIGH SCHOOL」。
軟式globe、尾崎豆、ジョン・レノソ……。有名アーティストの替え歌を披露する彼らのくだらない歌詞を、私は毎週楽しみにしていた(今思えば、これがのちの人生でリズムネタ芸人を好きになる第一歩だったのかもしれない……)。
このコーナーの良さは、彼らの面白いパフォーマンスはもちろんのこと、それを見守るV6の“本気大笑い”だ。学校で男子が笑っているのと同じ、心からの大笑い。その姿を見ていると、学校で過ごす楽しい時間を思い出せるのが好きだった。
そして、あれから十数年が経った現在。同世代で集まると、学生時代からの付き合いがあってもなくても、いまだに『学校へ行こう!』の話題になることがある。
好きなコーナーを語り合うことはもちろん、当時『学校へ行こう!』で放送されて流行ったリズムゲーム「みのりかリズム4」をみんなでやり始めることも。
『学校へ行こう!』はアラサー世代にとって、大人になってから出会った人とも、学生時代に楽しんだものを共有できる話題の1つなのだ。
■V6の本気が見られる番組
『学校へ行こう!』のレギュラー放送中もジャニーズのアイドルとして大人気だったV6だが、この番組に出演するV6は、決して“学生が頼れる大人”ではない。
学生たちと一緒に大笑いしたり、学生の悩みに真剣に向き合って、時には涙したり。学生に寄り添うV6は、「お兄ちゃん」という立ち位置がふさわしいのかもしれない。
そんなV6が、2021年11月1日、解散することが発表された。
これは実質、『学校へ行こう!』の終わりも意味するのだろう。レギュラー番組としての放送終了後も不定期で放送されていたが、10月26日に放送される『学校へ行こう!2021』が、今度こそ最後になってしまうのかもしれない。
初めて『学校へ行こう!』を見た時、小学生だった私も、ついに30歳。今でも覚えているコーナーやV6の活躍がもう見られなくなるのかと思うと、少し切なくなる。
彼らは最後に、何を語るのか。そして、今まさに青春を謳歌している学生たちと、どんな話をするのだろうか。
見たいようで見たくない、『学校へ行こう!2021』。
私たちアラサー世代の青春を彩ってくれたV6と、これまで出演していた学生たちに感謝しつつ、根っからの『学校へ行こう!』ファンとして、最後の雄姿をきちんと見届けたいと思う。
(文:まっつん/マイナビウーマン編集部、イラスト:谷口菜津子)