令和3(2021)年の立冬は11月7日。誰もが当たり前に使っている「冬」の語源を紹介! (2/3ページ)
震ゆ:寒くてガタガタ震える様子「ふるゆ」が短縮されて「ふゆ」。あまりの寒さに、舌がもつれてしまったのかも知れません。
振ゆ:寒さが猛威を振るう「ふるゆ」が縮まって「ふゆ」のようですが、寒さに震える方が説得力が感じられます。
殖ゆ:増殖などと書くように「増える」の意。何が増えるのかと言えば、春に向けて芽生え、繁殖するための力を蓄え、殖やすのだとか。
いずれも末尾を「~ゆ」とするヤ行下二段活用ですが、これであれば古ゆor旧ゆ(ふゆ。一年が終わって古くなる季節)や経ゆ(ふゆ。同じく年を経る)、あるいは「つひゆ(費える、潰える。太陽の気が弱くなる季節)」などとも考えられそうですね。
「冬」は保存食?糸の結び目?せっかくなので冬という漢字についても、その成り立ちを見てみましょう。
冬のつくりは象形文字に由来し、上部が保存食をつくるために食糧を吊るした様子を、下部の冫(にすい)は氷を表していると言われています。