岡山県にある謎の「魔法神社」祀られているのは南蛮渡来の化け狸?!実はユダヤ人だった可能性も… (3/5ページ)
一つはもともと摩利支天の社が建っていた場所にキュウモウを祀ったから。摩利支天の「摩」と(キュウモウの)法力の「法」で魔法と呼ぶようになった、という説。
もう一つは、既に室町時代には「魔法」という言葉が登場しており「道を外れた邪悪な教えや術を指す」という意味から、キュウモウもその類として「魔法様」と呼ぶようになったという説。
確かに天狗のことも「外法様」と呼びますね。人智を超えた知恵を持つもの、という類語と考えれば納得です。
魔法様はユダヤ人か宣教師?多くの謎が残るここからは筆者の推理も交じります。
注目するのはキュウモウが踊りながら口にしたという「サニヤン(サンヤン)」という言葉。この言葉の意味は書かれていません。
しかしわざわざ物語に書かれたということは何か特別の意味があり、キュウモウが頻繁に使っていたものの、日本人が理解できなかった言葉のはずです。
これはユダヤ人が言語とするヘブライ語の「協力者(サヤン)」を意味する単語に似ています。キュウモウは日本人に向けて「私は協力します」、または「協力者です(害はないです)」と言っていたのではないでしょうか。
キュウモウが化けた人間は「口髭が濃く、顎が細い」特徴があったとのこと。髭をたくわえるユダヤ人や宣教師の特徴にもあてはまります。
また、ヘブライ語の「ソーラン」は「歌い手、リーダー、船頭」という意味ですが、「サンヤン」に似ていると思いませんか? ちなみに「ヤーレン、ソーラン」は「私は一人でも神に喜び歌う」というような意味だそうです。村人が聴いたサンヤンサンヤンはヤーレン、ソーランだったかもしれません。外国人キュウモウが、異国の地で歌う言葉にぴったりのような気がします。
荒唐無稽のようですが、「日本書紀」で登場する秦氏はユダヤ人だったという説もありますので、ユダヤ人が渡航してきた可能性は全くなくもありません。
また、火雷神社は雷の神ですが、その名の通り、キュウモウは火薬を調合したり操る知恵に長けていたのではないでしょうか。その知恵があったため、鉱山で働いていたとも考えられますね。