「夜の山道を歩いていたら、知らないおじさんが『何してるんだ』。そのまま家に誘われたので、断ると...」(千葉県・40代男性) (2/3ページ)
少しでもゴールに近付きたくて、夜も歩いていたのです。
「お前たちほんとにバカだな」そのことをおじさんに説明すると、
「お前たち普通じゃねーな(笑)。気に入ったから今から俺んちに泊まれ」
と言ってくれました。しかし、私たちは「旅の道中に人様の家には泊まらない」というルールを決めていました。なので、それを伝えるとおじさんは「お前たちほんとにバカだな」。
「仕方ない。ここをまっすぐ行くと車庫があるから、そこに泊まれ。人の家じゃないからいいだろう?」
彼は親切にそう教えてくれたあと、「腹は減ってるのか? 酒は好きか?」とも聞いて来ました。私たちが頷くと、「分かった。んじゃまた後でな」と言って、凄いスピードで消えて行きました。

私たちはそのまま、教えてもらった車庫に向かうことに。そこに着いて30~40分したころ、さっきの車がこれまた凄いスピードで戻ってきました。
おじさんは「うちの晩飯の残り」と言って日本酒の一升瓶をドンと私たちの目の前に置き、一言。
「さぁ、始めるか」「良かったら旅の途中で食べて」
そのまま車庫での飲み会が始まり、私たちは京都を出発してからのエピソードや、普段の大学生活の話、家族の話、将来の話、色々なことを話しました。

楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。
そして翌朝、出発の時間に車庫から出ると、目の前におにぎりの入ったビニール袋が。それには手紙が添えられていました。
「昨日はお米を炊くのが間に合わなくてごめんなさい。