スレンダーマンは創作の怪物にあらず?研究者の集めた信憑性の高い証言 (2/2ページ)
また、前述の本の著者は他にも2018年にスレンダーマンの姿を見たというオクラホマ州在住の少女とその母親にインタビューをしたという。母親によれば、「元夫の家の屋根の上に、身長2〜3メートルの黒いスーツを着た怪物が浮かんでいるのを見た」と娘が言ってきたそう。その怪物は娘の方を向いて立っており、タコのような触手が威嚇するように揺れていた。だが、しばらくして突然、その姿を消したという。まだ幼い娘にとっては非常に衝撃的な体験だったようで、後にカウンセリングを受けることになったそうだ。また、母親も1980年代に「ダラス市内の古い墓地を歩いていた時、複数体のスレンダーマンを目撃した」と体験を語ってくれたという。そのスレンダーマンは背が高くやせ細っており、黒いスーツを着ていた。スレンダーマンたちがゆっくりと彼女の方を向き始めたため、彼女は墓地から逃げ出したそうだ。
初めは創作怪談だったはずのスレンダーマンだが、現在では目撃例が31例あるという。創作の怪物に影響されて「見てしまった」人もいると思われるが、もしかするとスレンダーマンはずっと昔から我々のすぐそばに潜んでいた妖怪だったのかもしれない。
山口敏太郎
作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。
YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中
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