人体に入り込んだマイクロプラスチックは、ヒト細胞に悪影響を与えている可能性 (2/3ページ)
肺・肝臓・脾臓・腎臓といった人間の臓器からも、微細なプラスチック粒子が検出されているのだ。
ところが、それがどの程度危険なものなのか、あまりよくわかっていない。マイクロプラスチック問題に注目が集まるようになったのが、ごく最近のことだからだ。
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・マイクロプラスチックによる人体への影響を調査
そこでイングランド、ハル大学の研究グループは、その有害性を定量的に確かめてみることにした。
過去の関連文献17本のデータに基づき、汚染された食事や水を通じて人間が摂取したマイクロプラスチックの量と、それがヒト細胞に引き起こすダメージの大きさを比較。
その結果、人間が食べたマイクロプラスチックが直接的な原因となって、「細胞の死」「細胞膜の損傷」「アレルギー反応」などが起きることが確認された。
研究グループによると、今回の研究で有害であることが判明した量を、私たちはすでに食べているのだという。そして、それらが人体の外に排出されるのかどうか、今のところはっきりしていない。
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・マイクロプラスチックの形状によって有害性に違いがある
この研究ではもう1つ重要なことが明らかにされている。
それはマイクロプラスチックの形状によって、有害性に違いがあることだ。球状の粒子よりも、形が不規則な粒子の方がより細胞を殺すと考えられるのだという。