老化の原因となる細胞を除去する新しいワクチンが開発される (2/4ページ)

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 これは老化した人間の血管細胞だけでなく、マウスの血管細胞、さらには動脈硬化や肥満になったマウスの細胞にもはっきりと増加する。

 そこで、人工的に作った「GPNMB」の断片の物質をワクチンのように投与したところ、免疫細胞が刺激されて抗体が作られ、実際に「老化細胞」を取り除くことができたそうだ。

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image credit:順天堂大学プレリリース

・マウス実験で優れた効果を確認
 そのアンチエイジング効果は素晴らしい。

 たとえば、これを肥満したマウスに投与したところ、内臓脂肪に蓄積した老化細胞が取り除かれ、慢性炎症が緩和。さらには糖の代謝異常も良くなることが確認された。

 また同じように老化細胞が除去されることで、動脈硬化も改善してくれる。

 老いといえば、体の衰えが思い浮かぶが、老化細胞除去ワクチンはそれにすら効く。

 老化したことで身体の機能が低下したマウスに接種したところ、ワクチンを接種していないマウスに比べて、体が衰えるペースが低下したのだ。

 また遺伝子操作で早老症にしたマウスに投与したところ、寿命が延びることも確認された。
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