Snow Man深澤辰哉は「家系ラーメンを見極める」違いのわかるオトコだった!【画像5枚】

日刊大衆

深澤辰哉
深澤辰哉

第98回ラーメン「麺屋 黒」

 アイドルだって飯を食う。いよいよクリスマスを迎え、もういくつ寝るとお正月。日本人なら大晦日はおせちを食べつつ、『NHK紅白歌合戦』を見て締めくくりだ。昨年の宮舘涼太コロナ感染での出場辞退から1年。Snow Manがやっとこさ登場する。自民党の衆議院議員・稲田朋美先生も、娘さんの影響でSnow Manのファンだとか。紅白出場を我が事のように喜んでいたという。

 Snow Manには食通が多い。YouTubeでの企画「食べたいものを当てろ」も好評で、そこで訪れた店は聖地化している。阿部亮平はカレーマニア、ラウールは家系ラーメン推しで行きつけを番組で公表もした。

 家系ラーメン好きでは“ふっか”こと深澤辰哉も負けていない。20年10月2日放送の『有吉ジャポンII ジロジロ有吉』(TBS系)では、週5回は家系に通っていると明かし、有吉弘行をびっくりさせた。好みは「(麺)固め、(味)濃いめ、(油)多め」と、マックスで食べるのが好きだという。

■ラーメンをズバリ当てた

 大人の階段を中年まで登ると、家系と二郎系から遠ざかっていく。量が食べられなくなるからだ。家系といえば、概ね無料のライスを付けずにはおれない。それだけ濃厚で癖のあるスープが蠱惑的なのだ。セントラルキッチンで製造された、クリーミーなうっすらスープの、赤い看板に「地名+商店」と銘打たれた資本系店も増えたが、本物はあのムッと店頭に漂う匂いでわかる。

 しかし、パッと見でどの店のラーメンか当てろと言われれば、家系歴30年以上の自分でも自信がない。そこへ行くと、『有吉ジャポン』でのふっかは凄かった。ゲストの特技をジロジロして実力をチェックする企画に登場したふっか。

 別々の家系を食べるみちょぱこと池田美優、岡田結実バイきんぐ小峠英二の3人の出演者中、誰が目黒の「麺屋 黒」のラーメンを食べているか、ズバリ当てたのだ。それもめいめいが食べる様子を遠巻きで見て、いくつか質問するだけで!

 題して『ラーメン ジロジロ』。みちょぱらがラーメンを食べる様子を見守りつつ、ふっかは「スープ濃いですか」「チャーシューって固いですか」とリモートで問いかける。ところがみちょぱらは、いくら質問しても「普通がわかんない」とか、ただ「おいしぃ~」などと答えるのみ。

 それでもふっかは彼らが食べる様子をじっと眺め、時折「あ、わかった~」とうなずいて見せる。そして、最後はチャーシューの形から見事正解を導き出し、有吉らの拍手喝采を浴びたのだ。「麺屋 黒」の一杯を食べていたのは小峠だった。

■週5回も家系巡り

 当然、残す2店も当然、有名店=武蔵家・麺家 千祥。わりとどこにでもある武蔵家だが、黒は新中野に本店を構える武蔵家の姉妹店。したがって、始祖は横浜日出町のたかさご家 本店まで遡る。

 ただ、武蔵家のスープは黒ほど色も濃くなく、見分けはすぐつきそうだ。しかし、麺家 千祥の店主はその黒で修業したので、見た目は瓜二つだ。チャーシューの形も似ている。黒には繁く通う自分でも、写真での比較では区別がつかない。さすが週5回も家系巡りをするだけあるふっかだ。

 黒は目黒駅前の権之助坂沿いにあって、店名の通り黒が基調の店内は、カウンターに小卓が3つとこじんまりしている。昼食や夕食時には店の前にはいつも行列ができ、中には女性も混じっている。店の壁は芸能人のサイン色紙でびっしり埋め尽くされ、女性でも入りやすい雰囲気を醸す。ホリプロも近いので、板野友美など所属タレントの色紙が目立つ。気づかなかったが、そこにふっかのサインも飾られているのだろうか。

■ふっかと出会える店!

 黒のラーメンはまさしく正調家系で、スープの的確な濃さが終日無料のライスを求めさせる。これが並650円から味わえるのはありがたい。むろん卓上には胡瓜の青かっぱ漬けが置いてある。インチキ家系がのさばって、こんな当たり前が次第に貴重になってきた。違いのわかる男・ふっかがひとりラーメンをすする、ストイックで美しい様に、黒へ行けば出くわすかもしれない。

(取材・文=鈴木隆祐)

「Snow Man深澤辰哉は「家系ラーメンを見極める」違いのわかるオトコだった!【画像5枚】」のページです。デイリーニュースオンラインは、宮舘涼太ラウール稲田朋美みちょぱ岡田結実エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧