松村邦洋×ダンカン、2021年「阪神タイガース」大反省会トーク!「勝ち星はセ・リーグでトップだから優勝でいいでしょう!」

日刊大衆

画像はイメージです
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 東京ヤクルトスワローズが20年ぶりの日本一に輝き、幕を閉じた2021年のプロ野球。セ・パともに最後まで優勝争いがもつれ込み、白熱した戦いが繰り広げられたが、その中でも特に悔しい思いをしたのは、シーズン2位で終了した阪神ファンではないだろうか。

 しかし、22年といえば寅年。日本中が黄色と黒の縦縞に染まること間違いなし! ということで、芸能界、いや、日本を代表する虎党2人に、21年の振り返りと22年の展望を存分に語ってもらった。(文中一部=敬称略)

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ダンカン(以下、ダ) いや〜、阪神ファンが悔しい思いをして沈んでいると思ったら大間違いだぞ。恋愛と同じで愛しているからこそ、裏切りを知ることができたのが21年のシーズン。最高にステキな裏切りをいただきました!

松村邦洋(以下、松) 何を言っているんですか、ダンカンさん。我が阪神タイガースは優勝したんです。

ダ え、そうだったのか。バンザーイ!

松 結果は2位でも、勝ち星はセ・リーグでトップなので優勝でいいんじゃないですか。星野(仙一)監督の背番号と同じで77勝(ヤクルトは73勝)。引き分けの数で逃したけど、阪神が一番強かったんです!

ダ 僕は、コロナが阪神にとっては追い風になるってずっと言ってきたんだよ。DeNAは入国制限で外国人が来日できなかったりと、モロに影響を受けたけど、阪神は助っ人が開幕ダッシュに大きく貢献してくれた。だからこそ、コロナによる「9回打ち切りルール」で優勝を逃すとは……。野球の神様はひどいことをするよ。

松 そうですよね。だけど、これこそが……。

ダ 阪神を愛する理由だよ(笑)。持ち味を最高に発揮したチームを優勝と呼ぶのであれば、逃したことも含めて21年の優勝は阪神ですよ。

■「正直、今でも、なんで2位だったんだろう」

松 阪神ファンの間では、「4回、阪神の優勝を見ると、人生が終わる」と言われていますから、21年を優勝だと思い込めば、5回、見られるということになりますね(笑)。

ダ それくらい、ポジティブにいこうよ。実際、何も悪くなかったんだから。

松 正直、今でも、なんで2位だったんだろうと、頭がぼんやりしますよ。

ダ 藤浪(晋太郎)が開幕戦で勝つ。新人の佐藤(輝明)がガンガン飛ばして、5月終了時に貯金16と開幕ダッシュに成功して、交流戦も11勝7敗と勝ち越し。7月からは、月に1つずつでも貯金ができれば優勝という計算まで立っていたからね。

松 優勝したヤクルトが唯一、負け越しているのが阪神なんですよ。阪神は、どのチームにも負け越していないわけで。ゲーム差なしなら、直接対決の結果によって優勝が決まるルールにしてもらえないですかね?

ダ これで優勝を逃すプロ野球チームは、世界中で阪神だけですよ。

松 21年の阪神は、1992年のような匂いを感じましたね。佐藤や中野拓夢がベテランからポジションを奪いましたから。この先、期待が持てる選手が続々と出てきたのは、うれしい限りです。

ダ いやいや、我々は何人に騙されてきたんだよ。それがダメ。2019年の開幕戦、木浪(聖也)が、いきなり新人で出てきて、「おっ、これは良いセカンドだな」と思ったけど、ひと皮むけない。3〜4年しっかりポジションを取って、活躍を続けてくれないと、同じことを繰り返すことになっちゃう。

松 そう考えると、近本(光司)は頑張っていますよね。シーズンを通すと、近本はちゃんと安定した成績を残していますから。スロースターターなので、それが改善されれば、さらに期待は高まりますよ。

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