目の不自由な馬、誰よりも飼い主のつるつる頭を愛する (2/3ページ)
さらにレイハンは、片目が盲目で、もう片方も2割程度しか見えていないという視覚障害を抱えていた。
そんな仔馬のことを聞いたメルトさんは、レイハンをすぐに引き取り、他の農場で仔馬を出産した母馬から乳をもらい、数か月間レイハンに与え、育てた。
メルトさんの農場に引き取られた当時、レイハンは大型犬程度のサイズだったが、メルトさんの献身的な愛情ある世話を受けると、すくすく元気に育って行ったという。[画像を見る] やがてレイハンは、メルトさんを特別な存在と認識し始めた。
レイハンは、私のことを、父親のように…いや、母親のように思ってくれているのかもしれません。メルトさんによると、レイハンは目が見えなくてもメルトさんの存在をはっきりと認識できるという。特にメルトさんのつるつるの頭が大好きだ。
動物たちの世話を続けていくうちに、私は人間と同じように動物も感じる心や表現できる方法を持っていると思うようになりました。
馬を世話してわかったのは、最初彼らは人間の子供のように内気だということです。でも時間をかけて接していけば、互いに理解できるようになり、絆が生まれて行きます。
メルトさんの存在に気が付くと、真っ先にその頭をペロペロと幸せそうに、思う存分舐め回すという。[画像を見る]
レイハンは、私が世話をしている他の動物たちのこともちゃんと認識しています。きっと、匂いや感覚でわかるのでしょう。まるで子犬のようにメルトさんにじゃれつくレイハン。メルトさんは、そんなレイハンが愛おしくて仕方がないようだ。