アメリカ人の21%が読み書きを満足に使いこなせていない。それを支援する女性の活動 (2/4ページ)
特殊教育を受け、高校卒業後は更なる読解力向上のために組織の助けを求めたが、小学生を対象とする組織の支援は提供してもらうことができなかった。
かといって、1対1の個別指導は高額となるため、当時のメイベリーさんにとって経済的に手が届かなかった。
「いつかきっと、普通にできるようになってみせる」そう決心しながら、メイベリーさんは何年にもわたり努力を続けた。
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・大学で初めて機能的非識字を理解
大学に入学したメイベリーさんは、初めて「機能的非識字」とは何かを知り、理解した。
非識字はごく簡単な文章の読み書きや計算もできない状態を指すが、「機能的非識字」は文字読むことはできても文章の意味や内容が理解出来ない状態、ある程度の読解力があっても完全に理解することが困難な状態のことだ。
メイベリーさんは、自身の機能的非識字状態を克服するため、父親の大きな助けを得て大学で猛勉強をした。
そして、なんとか大学を卒業。コンプレックスを抱えていたメイベリーさんにとって、これほど自分を誇りに思えた瞬間はなかったという。
しかし、大学を卒業後も読み書きでは苦労し続けた。
仕事やその他の機会を逃し、再び自分の能力に限界を感じたメイベリーさん。そんな時、1人の友人(認定教育者)との出会いが彼女を変えた。
メイベリーさんが、自分の問題について勇気を出して打ち明けると、彼女は読み書きの指導を提供してくれたのだ。数年後には、彼女に個人的なレッスンを受ける余裕もできた。