アメリカ人の21%が読み書きを満足に使いこなせていない。それを支援する女性の活動 (3/4ページ)
「他人より読み書きが不十分」という自尊心の欠如によって、心が折れそうになったり社会生活を送ることに不安を覚えた気持ちを癒すために、メイベリーさんはいつも映画鑑賞をして、人との関係の築き方や恐怖・限界・絶望に立ち向かう勇気を得ていたそうだ。
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image credit:Reading To New Heights
・成人した読み書きが不十分な人を助けるための組織を設立
自分を指導してくれる友人によって、希望や自信を与えられたメイベリーさんは、自分と同じように機能的に読み書きができない大人のために、助けになる何かをしたいと強く思うようになり、2020年3月に別の友人と一緒に非営利団体『Reading To New Heights』を立ち上げた。
コロナによるパンデミックの間は事業の閉鎖を余儀なくされたが、メイベリーさんの活動意志は固い。
『Reading To New Heights』は、認定された教育者との1対1による個別指導セッションで、大人に読書の基礎を教える組織であり、コロナ禍の現在はリモートレッスンも行っているという。
これらのサービスは無料で提供されており、それらを必要とする人は誰でもアクセスできる。
非識字や機能的非識字は誰にでも起こりうることですが、低所得者や十分な支援を受けていない有色人種のコミュニティでは、それが原因で教育や収入、職場での昇進の機会が制限される可能性が高くなります。
読書の基礎を身に着けることを支援していくことによって、成人学習者は非識字による心理的・環境的な制約を克服することができるのです。