1920年代に人気を博したドイツ製の陶器赤ちゃん人形「ビスク・ドール」 (3/4ページ)

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国内には、頭部だけを作るメーカーもあれば、体部分のみを製造するメーカー、また部品を組み立てるメーカーなど、あらゆる種類の人形工場が存在していた。

 ケストナー社は、かつらやファッションに至るまで、人形の全てのパーツを自社のみで手掛けた数少ないドール会社だった。

 ヨハネスが1858年に死去してからは、孫のアドルフが引き継いだ。1860年に人形の頭部を作るためにテューリンゲン州オールドルフの磁器工場を購入し、革や布を詰めたボディと組み合わせた。

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image credit:Vintage Everyday

 全ての人形メーカー同様、ケストナー社は幼児や赤ちゃんの丸みを帯びたわずかに2重顎を持つ世界的に人気のある「ドリーフェイス」ヘッドバージョンを作成。

 これら人形は、女の子または男の子として識別でき、開いた口からは高度な技術を使って小さな歯が見えるようにし、セットアイ(目石膏で固定したもの)やスリープアイ(寝かせると閉じる開閉式の目)を持つことを特徴としていた。

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 更に、同社は丸い顔だけでなく長めの顔やぽっちゃり顔、またはキャラクター風の顔など様々な人形の頭部を作成。この頭部は、全国の他の人形メーカーにも販売されたという。

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