評判最悪のダメ将軍…だったのか?室町幕府8代将軍・足利義政の真意と実像は (2/5ページ)
幕府を舞台にした勢力争いは「応仁の乱」でピークを迎えます。
戦乱をよそにわび・さびの世界へ…実子に恵まれなかった義政は、早く将軍をやめたいと考えていました。そこで仏門に入っていた弟を還俗させ、足利義視(よしみ)を次期将軍にさせようとします。
しかしその矢先に実子の義尚(よしひさ)が生まれたことで、義視派と義尚派に分かれて有力者たちが争いを始めるようになり、それがピークに達した時、京の町を中心として応仁の乱が起こりました。
我が子を将軍につけたい日野富子は義尚派である山名宗全を頼み、義視は義視で管領である細川勝元を頼みます。加えて、それぞれに家督相続を争っている斯波氏、畠山氏の双方が味方に付き、さらにはそれぞれの派に勢力伸長を狙う地方の守護や国人が味方に付き、もうむちゃくちゃです。