日本史の重要キーワード「朝廷」って何?いつ廃止されたの?武家政権との関係史を紐解く (2/4ページ)
絶大な権力を手に入れた清盛は、身内の者を重用し、平氏主導の政治を始めました。こうして平氏や源氏などの武家が台頭し始め、朝廷とも深く関わるようになります。
武家政権との対立、南北朝時代、そして大政奉還しかし清盛の専横は、公家や他の武家の反発を招くようになりました。そして、朝廷で起こった政権闘争がきっかけで平氏と源氏の戦いが起こり、勝利を収めた源氏方のリーダー・源頼朝が、朝廷とは別の政府として日本初の武家政権・鎌倉幕府を樹立します。
「幕府」の定義ですが、とりあえずここでは、武家のトップである征夷大将軍を中心に、武士が政治を取りしきる仕組みや、将軍の居場所のこととしておきます(幕府という言葉も定義や用法が曖昧に過ぎ、そのうち正式な学術用語としては使われなくなるんじゃないかという気がします)。
さて、朝廷は鎌倉幕府を許しません。朝廷に仇なす「朝敵」と見なして、政権を奪還するべく戦いますが敗北し、逆に力を失います。
ここで大変ユニークな出来事が起き、日本は世界的にも珍しい統治システムを誕生させることになります。