ワクチン証明書を偽造した男、妻の上司にバレ妻と3人の子どもを殺害 逮捕され家族離散を恐れ犯行 (2/3ページ)
妻の上司もワクチン証明書の偽造をめぐり、妻と対峙していたことを認めている。
なお、ドイツの銃規制は厳しく、一般人が銃を所持できるのは猟師など限られた人に限定されている。警察は男が銃携帯の免許を保持していなかったと明かし、銃の入手経路について今後調査を進めるとしている。
事件が報道された2021年12月現在、ドイツはワクチン未接種者の行動を大幅に制限しており、レストランや映画館などはワクチンを接種した人かコロナに感染して最近回復した人だけが入場できるようになっていた。『Daily Mail Online』は、こうした背景も事件が起こった原因かもしれないと指摘している。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「いくら偽造がバレるからといって殺人まですることはない」「子どもには罪はないのにひどい」「コロナ禍がなければ起きなかったかもしれない事件だと思うと悲しい」「男はワクチン接種に対してそこまで追い詰められていたのか」「ワクチン接種は任意であるべき。しなければならないという社会的風潮には疑問を感じる」などの声が挙がっていた。
今回の事件は、コロナ禍が引き起こした残酷な事件の一つといえよう。