結晶をスケッチし続け20年 江戸時代、「雪」に超どハマリしたお殿様がいた (1/2ページ)

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結晶をスケッチし続け20年 江戸時代、「雪」に超どハマリしたお殿様がいた
結晶をスケッチし続け20年 江戸時代、「雪」に超どハマリしたお殿様がいた
「江戸時代、雪の結晶にハマったお殿様がいました」

2021年12月19日、ツイッターユーザーの笹井さゆり(@chiyochiyo_syr)さんによって投稿されたイラスト付きのツイートが注目を集めた。

描かれているのは、江戸時代末に活躍した下総国古河(現・茨城県古河市)の藩主・土井利位(どいとしつら1789~1848)。

古河市観光協会や市のウェブサイトによると、彼は職務の傍ら、20年にわたって雪の結晶を観察し、その成果である86種の結晶スケッチを収録した「雪華図説」(1832年)を刊行。筋金入りの雪マニアだ。

同書は日本最初の雪の自然科学書として高い評価を得ており、彼は「雪の殿さま」と呼ばれて親しまれているようだ。

画像は笹井さゆり(@chiyochiyo_syr)さんのツイートより

雪の降る寒い日に、雪の結晶を観察すべく勇んで筆を握るお殿様。冷やしておいた黒い布で雪片を受け止め、その後黒い漆器にのせて顕微鏡で観察。それを詳細に描いていったというのだから、驚きだ。

手前の家臣の一人は表情にこそ出さないものの、鼻水が出ており、過酷な状況であることが伺い知れる。

「こういう数奇な人達のお陰で文化が花開く」

雪の結晶に魅了され、スケッチ集まで刊行してしまったお殿様。このスケッチは図案として民間に広まり、絵画や工芸品、着物などへと取り入れられていったそうだ。

このエピソードを描いたツイートにはこんな反応が寄せられている。

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