沢口靖子の『科捜研の女』「最長ドラマ」を支える「異常キャスティング」!チェックするのはまさかのテレ東「ゴッドタン」!

日刊大衆

沢口靖子(『科捜研の女』公式ツイッター『@kasouken_women』より)
沢口靖子(『科捜研の女』公式ツイッター『@kasouken_women』より)

 沢口靖子(56)主演で、現行の連続ドラマの中で最長の歴史を誇る『科捜研の女』(テレビ朝日系)。

 21年に初の映画化を果たしたり、毎週バリエーション豊かな科学調査や個性的な事件・犯人などが話題を呼び続けている人気作品だが、1月13日放送の第9話(2時間スペシャル)で、予想外の人物がシークレット出演し、大いに話題となった。

「昨年末の時点では長嶋一茂(55)が、警察庁所属の“科警研”から講師として派遣された丸山紘一を演じることが同局の『ザワつく!大晦日』で告知と密着VTRで紹介されていましたが、『ザワつく!』で共演していたバイオリニストの高嶋ちさ子(53)が、まさかの“出演”をしたんです」(制作会社関係者)

 高嶋本人が出演したわけではなく、写真での登場だった。長嶋演じる丸山が、

「実は、ふもとで土砂崩れが起きまして、道が不通になりました。

 なので、みなさんを担当する講師の方が、こちらにいつ到着するか分かりません。ですので、こちら(資料)に沿って実習を始めておいてください」

 と話すシーンなどで登場する「担当予定だった講師・白鳥淳子」の写真が、高嶋だったのだ。

「しかも、15年以上『科捜研の女』の大ファンで知られる元バレーボール日本代表・大林素子(54)も京都府警の鑑識員・長谷川公子役で出演しました。“やはり神でした! ご本人にもお伝えしてしまいましたが、私の憧れの方! キラキラした瞳に、思わず見とれてしまい、吸い込まれてしまうのではないかと思ってしまいました”とコメントを寄せていましたが、『科捜研の女』は本当に意外性のある人物をゲストに起用するセンスに長けていますね。

 ちなみに最新シーズンの『シーズン21』の第1話では、『ルパン三世』の峰不二子で有名な声優・沢城みゆき(36)も出ていました」(前同)

■テレ東と『科捜研』の意外に深いつながり

 そんなテレ朝の看板コンテンツ『科捜研の女』だが、テレビ東京の『ゴッドタン』と、他局ながら意外なつながりがあることが、テレ東で1月12日に放送された『あちこちオードリー』で明らかとなった。

阿佐ヶ谷姉妹野呂佳代(38)がゲストの回で、両者がブレイクするまでの紆余曲折をテーマにトークをしていたんですが、ここで野呂が『ゴッドタン』でアシスタントを務めるキッカケになった出来事があったと、『ゴッドタン』と『あちこちオードリー』の両方を手がける佐久間宣行プロデューサー(46)が明かしたんです」(専門誌記者)

 佐久間Pによると、野呂のアシスタント起用へのキッカケは、16年7月に放送した『ゴッドタン』の人気企画「私の落とし方発表会」への出演。「自分が恋に落ちる台本を自分で書いて演じる」という内容だったのだが、「コントの演技力がすごいあったから、劇団ひとりとかに対応できるんじゃないかと思ってキャスティングしたの」と明かしたのだ。

 その後、野呂は21年には『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)に出演したり、女優業で成功しつつあるが、「演技の仕事は“『ゴッドタン』を観てくださった”って人のオファーが多い」と明かした。

「そして“『科捜研の女』とかもそう”と切り出すと、阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子(49)も“私もそう!”“『ゴッドタン』の後に来た!”と食いついてきたんです。オードリー若林正恭(43)は、“『科捜研の女』の人(プロデューサー)、大ファンじゃん!”と大笑いしていました(笑)」(前同)

■あの筋肉芸人に野呂が殺される様子はもはやコント

 渡辺が出演したのは18年の『シーズン17』の16話。ヒョウモンダコの毒で相手を苦しめ、さらにベルトで絞殺するという恐ろしい犯人役だったが、シリアスで緊迫感のある名演技を披露した。

「一方の野呂は、被害者役でいい演技ではあったんですが、もう1人のゲストが強烈すぎて、当時はそっちに話題を持っていかれていました」(前出の専門誌記者)

 野呂が出演したのは、19・20年に放送していた『シーズン19』の第28話。“何者かに撲殺された京都中央放送のアナウンサー・七海真友”という役だったのだが、犯人役はなかやまきんに君(43)だったのだ。

「実際は、そこに至るまで込み入った事情があったのですが、殺人の瞬間が“ダイエットをやめると言われた挙句に目の前で大量の出前を注文されて激怒”という描写だったことや、凶器がダンベルだったことが当時ネタにされていて、今回の『あちこちオードリー』でも若林に“『ゴッドタン』(のコント)じゃねぇーか!”と大笑いされていました(笑)。

 それにしてもおそるべきなのは『科捜研の女』の制作陣のお笑いアンテナの凄まじさですよね。これだけドラマが長寿を保っているのは、こうした異色のキャスティングによるところも大きいでしょう。今後もいろいろなお笑いタレントが出るんだろうな、と思わずにはいられません」(前同)

 1月20日放送回では『THE W』で優勝した吉住(32)や、落語家の林家正蔵(59)が出演する『科捜研の女』。これからも、意外なタレントの起用に期待したい!

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