「鎌倉殿の13人」1月23日放送の第3回「挙兵は慎重に」あらすじを予習
三谷幸喜の脚本と豪華キャスト陣の好演が人気を呼んでいる2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。
前回、源頼朝(演:大泉洋)が主人公の北条義時(演:小栗旬)を「頼れる弟」と見込み、平家打倒の大志を打ち明けました。
伝・源頼朝公肖像。当時はまだ一介の流人に過ぎなかったが……。
頼朝の威厳に感服した義時は忠義を誓い、いざ挙兵の時に備えるのですが……。
※第2回「佐殿の腹」あらすじと振り返りはこちら。
1月16日(日)放送、2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第2回あらすじを予習 「鎌倉殿の13人」義時を心服せしめた頼朝の威厳…第2回「佐殿の腹」振り返りと次回のポイント 兵を挙げるからには……慎重な頼朝の背中を押した一通の密旨で、話は第3回のサブタイトル「挙兵は慎重に」につながります。
そのあらすじをざっくり紹介すると治承4年(1180年)、平氏政権の横暴に耐えかねた以仁王(演:木村昴)が源頼政(演:品川徹)と組んで挙兵。
全国各地に散らばった源氏の残党らに対して加勢するよう求めますが、頼朝らはこれを見送ります。
「兵を挙げるからには、この手で清盛を討つ。わしが源氏の棟梁として、采配を振るわねばならぬ」
※「鎌倉殿の13人」第3回あらすじより(以下同じ)。
たとえ皇族であろうとその下にはつかぬ。そもそも人望も勝算も薄いし……果たして以仁王は敗れ、頼政ともども命を落とすのでした。
平氏に敗れ、辞世を詠む頼政。月岡芳年「芳年武者无類 源三位頼政」
自分たちの判断は間違っていなかったと内心ホッとする頼朝ですが、その夢枕に後白河法皇(演:西田敏行)が現れ、挙兵をうながします。
「一日も早くわしを救い出せ……清盛の首を取って、平家のやつらを都から追い出すのじゃ」
金縛りにあった頼朝が、自分の悲鳴で目を覚ました……そんな翌朝。
京都の大番役から帰って来た三浦義澄(演:佐藤B作)が北条時政(演:坂東彌十郎)を訪ね、一通の書状を渡します。
「法皇様の密旨だ。佐殿にだ」
時政は半信半疑ながらこれを頼朝の家来である安達盛長(演:野添義弘)に預けたのでした。
さてこの年は日照り続きで民衆が苦しんでおり、そんな中で平氏政権を痛罵する文覚(演:市川猿之助)が現れます。
「これは平治の乱で亡くなられた義朝殿の舎利頭(しゃりこうべ)……」文覚の抱える頭蓋骨(イメージ)
ドクロを抱える胡散臭い坊主を頼朝は追い払いましたが、周囲の者はこれを民の声として挙兵を促しました。
「座して死を待つおつもりですか!」
妻の北条政子(演:小池栄子)が叱咤してもまだ「必ず勝てるという証しがないかぎり、兵を挙げることはできん」などとためらう頼朝。
そこへ義時が「勝てます、この戦」と確信を伝えます。その根拠は各豪族たちが年貢に納める米の量。日ごろの地道な事務作業が、こういうところで活きてきました。
「絵に描いた餅じゃ。戦を起こす大義名分がなければ、人はついてこぬ」
「平家討伐を促す、法皇様の密旨でもあれば」
まだぐずる頼朝。いやいやアナタそんな都合のいいものあるわけ……あるじゃん!
盛長は時政から預かった密旨の書状を思い出し、これが挙兵の決め手となったのでした。
まとめという訳で、次回は以仁王・源頼政への加勢を見送り、頼朝が主導する平家討伐の好機を狙う場面が描かれます。
これまで兵を挙げるだのやっぱ止めただの散々フラフラしていた頼朝が、ついに肚を括って大勝負に出るのです。
天下に号令する平家政権をくつがえすか、あるいは敗れ滅び去るか……結果を知っている私たちとは比べ物にならないプレッシャーを抱えていたことでしょう。
新たに登場する重要人物は、以仁王の令旨(命令書)を頼朝に届ける源行家(演:杉本哲太)と例の怪僧・文覚、そして挙兵の第1ターゲットになる山木兼隆(演:木原勝利)。
次回で討ち取られるであろう兼隆はさておき、行家も文覚も非常にアクが強く、彼らも物語に刺激を添えてくれるはずです。
史実(ただ)でさえ面白いのに、それが三谷脚本アレンジされる「鎌倉殿の13人」。第3回も今から楽しみにしています!
2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」※参考文献:
『NHK大河ドラマ・ガイド 鎌倉殿の13人 前編』NHK出版、2022年1月 『NHK2022年大河ドラマ 鎌倉殿の13人 完全読本』産経新聞出版、2022年1月日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

