使用する地元・桑名海苔は1月27日御祈祷式 桑名海苔を味わう恵方巻の販売について ~地元産業を見つめ直す機会を~ (2/4ページ)
※引用文献:「食品データ館」HPより https://urahyoji.com/nori-yoshoku/
■背景③:「百年先にのりをつなげる」をミッションに掲げる「のりもも」
海苔はかつて年間100億枚生産されるうち7%前後は贈答品として消費されていました。しかし、バブル崩壊前の1985年(昭和61年)をピークに市場は縮小、減少の一途を辿っています。また現在、海苔の生産量のうち、約72%は業務用として流通し、その半分がコンビニ向けとなっています。※2。さまざまな品質がある海苔ですが、贈答品の需要の減少など「のりの味を楽しむ」という機会や感覚(文化)が日本から減っています。
2021年7月、海苔に纏わる現状を課題視し「百年先にのりをつなげる」をミッションに掲げて新ブランド「のりもも」を立ち上げた株式会社福井。そのコンセプトに共鳴した歌行燈は、飲食店側として桑名の海苔に関心を持ってもらうきっかけ創りを行うことで、海苔を未来へ繋げていく力添えを出来ればと考えています。株式会社福井では、桑名海苔の普及と市内の子供たちの健康を祈願して、桑名市海苔問屋協同組合を通じて、市内の幼稚園・小学校に桑名漁連から寄付された海苔を加工した板海苔を寄贈する活動を30年以上行っていいます(昨年度7200枚)。※1 全国海苔貝類漁業協同組合連合会参照 ※2 食品新聞推計
■背景④:恵方巻を普及する足掛かりを創った海苔問屋
今や節分の日には当たり前のように食べられるようになった恵方巻。起源は所説あるものの、江戸時代から食べられているという古い説もあり、近代の恵方巻が始まったのは戦後に大阪で寿司店の組合や海苔問屋の組合が閑散期の販促として始めたものが、昭和~平成にかけて全国的に一般化したと言われています。