メジャーリーグMVP大谷翔平&将棋四冠・19歳藤井聡太、平成生まれの二大ヒーロー「天才の名言」 (2/2ページ)

日刊大衆

それを支えたのは、大谷選手自身のコンディショニング・トレーニングへの意識の高さでしょうね」(メジャーリーグ評論家の福島良一氏)

■2人に訪れた転機とは

 一方、藤井は昨年1月時点では二冠だったが、9月に叡王を、11月に竜王のタイトルをともに難敵の豊島将之九段を破って獲得。四冠の称号を手にした竜王戦後、〈竜が空に勢いよく昇るように、自分も上を目指していけたら〉と決意を述べている。

「私の印象では、昨年は藤井さんの一番の強みである終盤力が際立っていました。マラソンでいう最後のトラック勝負と同じで、力が拮抗していると、将棋も対局の終盤に“詰む”までの勝負にもつれ込みます。竜王戦でも、どちらが勝ってもおかしくない対局があったが、最後は終盤の力で藤井さんが勝利した印象です」(本誌で「詰将棋」を連載中の佐藤義則九段)

 昨年、周囲を驚かせる活躍を見せた2人には、ともに転機となる一戦があった。

 大谷は4月4日のホワイトソックス戦、初の「二刀流出場」を果たした試合だ。「2番・投手」として出場すると、投げては5回を自責点1、打っては1回に特大アーチを放っている。

「大谷はこの試合を、のちに〈スタートが大事。最初のほうでいい印象を残さないと使い続けてもらうのは難しい〉と語っています。日本ほどではないが、アメリカにも二刀流への懐疑的な声があったのは事実。それを完全に払拭する、と胸に秘めての登板でした」(前出のメジャー担当記者)

 前出の福島氏は、この試合で大谷が首脳陣から“二刀流”の信頼を得たと語る。

「結果が振るわなかったら、はたして昨年、あれほど活躍したか分からないほど、重要なターニングポイントでした。あの試合の活躍で、ジョー・マドン監督は二刀流起用の確信を得て、さらに大谷選手自身も自信をつけたんだと思います」

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