「キラキラ光る水面を、水の中から見ていた2歳のわたし。もしあの時『大きな手』が現れなかったら...」(岡山県・40代女性) (1/2ページ)
あなたには、2歳ぐらいの幼い頃の記憶はあるだろうか。
覚えていない人がほとんどのような気もするが、もし、大人になった今でも覚えていることがあるとすれば、それはよほど印象の強い出来事だったにちがいない。

岡山県在住の読者・Yさん(仮名、40代女性)から、2歳ぐらいの頃に危ないところを助けてもらったという恩人とのエピソードが届いた。
姉とその友達と3人で遊んでいたYさんは、アクシデントで幅の広いどぶに落っこちてしまう。
自分がおぼれていることにも気づかず、水面を呆然と見上げるYさん。そこに、大きな手が伸びてきた。
その人がいなければ「今の私はいなかったかもしれません」と振り返るYさんの、大切な思い出をいっしょに振り返ろう。
三輪車で追いかけても...私が2歳ぐらいの頃、岡山の田舎に住んでいました。
年子の姉と姉の友達、私の3人で遊んでいたのですが、その日は姉の友達が遠くへ行こうと言い出したのです。
姉の友達は私が後からついてきていることが気にくわなかった様子で、姉を連れてどんどん先に行ってしまいます。私は三輪車で追いかけますが、2人とは少し距離があいてしまいました。
1メートル弱の幅があるどぶの横を進んでいるとき、白い車が後ろからやってきて......車にびっくりした私は、どぶに落ちてしまいました。

後で姉から聞いたのですが、私が落ちたことに気づいた姉は大声で叫んだそうです。
私はといえば、水面がキラキラ綺麗だなぁとぼんやり思っていたのを覚えています。息ができなくて苦しいとは不思議と思わなかったのです。