いまの鬼の姿、実は「神の使い」?鬼を追い払う存在がいつしか鬼になった理由 (4/4ページ)

Japaaan

ナマハゲの面(photoACより)

追い払うモノから倒すモノへ

ちなみに現在の鬼のイメージを決定的に固定させたのは、桃太郎や金太郎などの伝説です。武士の時代になり、鬼は「追い払うモノ」から「倒すモノ」になりました。源頼光や渡辺綱が倒した、酒呑童子の伝説も有名ですね。

「和尚さんに食べられた鬼」「三枚のお札」など、お坊さんが鬼を倒す物語もあります。戦乱や混沌とした時代になると、武士団や寺社が武勇伝やご利益を誇示する存在として、鬼が利用された面もあるのでしょう。

大江山酒天童子絵巻物. 二(江戸中期、国立国会図書館蔵)

しかし日本においては鬼を「荒ぶる神」と混同する地域もあり、必ずしも忌まわしい存在ではない一面も。神も鬼も、この世とは違うおそろしい存在という点では同じなのかもしれません。

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

「いまの鬼の姿、実は「神の使い」?鬼を追い払う存在がいつしか鬼になった理由」のページです。デイリーニュースオンラインは、伝承伝説妖怪カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る