貸す気がない大家さんの心を動かす!! 空き家問題に挑む仕組みを全国へ ~さかさま不動産を活用した地域活性~ (3/5ページ)

バリュープレス




[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3NDU1OCMyODk5MDkjNzQ1NThfeGtqY0xPVU1Hay5KUEc.JPG ]


空き家が埋まるだけではない。街に生まれるビジネスと文化 

 本サービスを通して夢が実現したのは、書店(愛知県名古屋市)や海洋プラを活用したアート製作場(三重県鳥羽市)など計10軒の挑戦です。借り手はサステナブル志向が高く、地域の活性化に一役買う波及が生まれています。



逆さまな仕組みが空き家を流通させる

 「誰にでも貸したいわけではない」という物件オーナーからの問合せが増えています。また貸すつもりはなかった物件オーナーを、借り手の魅力を訴求する仕組みが刺激となり、借り手の事業を応援することで自身の人生を充実させようとする事例や、地域の人たちが空き家という資源を活用して誘致する流れも出ています。
空き家の流通構造を逆さにすることでユーザーの体験が変わり、従来にない出会いが経済性を超えた繋がりを創出しています。


これまでさかさま不動産を通して起きた事象

◆事象①「海洋プラスティックアート工場が欲しい」
名古屋市在住の海洋プラスチックごみを活用したアーティストが「海の近くに工場がほしい」と綴ったところ、三重県鳥羽市在住の男性が、知人である物件オーナーを紹介。想いに共感した物件オーナーは、好条件で空き倉庫を貸し出し、アーティストは家族で移住しました。そもそも貸し出す予定はなかった物件でしたが、現在では若者移住者も創出している地域活性拠点となっています。
 また倉庫のある漁村は2022年1月に津波の被害を受けました。
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