惚れる。「大人の福士蒼汰」が見せる新たな一面 (2/3ページ)
――今回演じられた東山満のツンデレな姿にキュンキュンする女性も多いと思います。実際に演じられてみていかがでしたか?
ラブコメに出演させていただくのは久々だったので、どう演じようかと不安もありました。でも満は、キャラクター的にも甘いセリフがあるというよりは、むしろ強い印象だったので、また新しいジャンルに挑戦させていただいたような気持ちです。
――もし今、甘いセリフが多いラブコメ作品のオファーが来たら不安ですか?
そうですね。大人になると難しいと思う部分も出てくるかもしれないです(笑)。
でも、もし今演じさせていただくとしたら、よくラブコメに出演させていただいていた20歳前後の頃とはまた違う感覚になっていて、新鮮に感じることもあるんじゃないかなと思います。
――これまでの作品で女性を喜ばせるようなセリフやシーンを数多く演じてこられましたよね。そんな福士さんはどんなことをして大切な人を喜ばせたいですか?
僕は恋愛に限らず、家族や友人に対してもサプライズをすることが好きなので、相手に驚いて喜んでもらえるようなことをしたいなと思います。
――どういったサプライズを計画するのでしょう?
何でもない日常のように思わせておいて、実はプレゼントを用意しているとか(笑)。
そうやって二段構えで用意しておくと、相手の驚きが大きくなるような気がします。
喜んでもらえると、こちらもうれしくなりますよね。
■「国境を越えたラブストーリー」に挑戦したい
――昨年デビュー10周年を迎えられましたが、この10年を振り返ってみていかがですか?
俳優のお仕事を始めた当初は、戸惑いも多かったように感じます。一般的な高校生だった僕が突然、お仕事を通してたくさんの人に知っていただくようになって。うれしかった半面、プロとしての責任がついてくるプレッシャーも感じていました。
悩んで解決して、また前に進むというのを繰り返していた気がします。